海がきこえるを歩く・高知・杜崎家

主に杜崎家と周辺、拓と松野が夕暮れを散歩した港などを中心に掲載しました。17.01.20更新更新

【セリフの後の番号は「海がきこえるフィルムBOOK」徳間書店刊・1500円(税込)のページを表しています】

◆ご注意◆作品が発表されてから年月が経っています。ロケ地が変更されたり消滅した場合もあり得ます。ロケ地巡りされる方はご注意下さい。また、実際にロケ地巡りされた方の情報を求めています。掲示板にてお知らせ下さい。(11.05.12)


・杜崎ィ、あたしどうしたらええか、もうわからんなった。(77p)

杜崎家への坂道 (杜崎家坂道) 高知空港より、小浜から里伽子の東京行きを止めて欲しいと電話をもらって家から走った坂道。

 五台山近くの護国神社入り口から左へ登ったところに坂道があります。坂の上に杜崎家は実在せず想像です。タクシー運転手が一発で見つけた場所です。三ツ石、南吸江地区は石垣が特徴になっています。(98.08撮影)

・杜崎家から下った坂道(77p)

杜崎家から下った坂道 (杜崎家坂道) 杜崎家の坂道から見た浦戸湾です。

 アニメの設定では、拓の部屋から二つの小島が見えて景色が良いのですが、実際は中央卸売市場などが見えています。美術監督の力ですね。

 坂の下が護国神社の入り口になっています。(98.08撮影)

・おい、寄ってくろう?(160p)

杜崎家坂道を上がったところ (杜崎家坂道を上がったところ) 杜崎家の道路入り口です。

 杜崎家坂道を上がったところにあります。アニメ画像だと電信柱中央ウラ側に杜崎家が見えていますが実際は存在しません。電信柱と鉄柵が92年ロケ当時とおなじです。

 セキネサイクルの看板がある背景は、想像か他よりの合成かと思われます。(02.08撮影)

杜崎家(48.77p)

杜崎家 (杜崎家) 杜崎拓の家は海がきこえるで一番知りたい場所の一つでしょう。

 昔の街並みが残っている五台山麓の護国神社の南裏側の細い路地を入った崖側にあります。五度目のロケ地探しで発見。

 放送当時と変わらない家並みには感動しました。撮影してると隣家の犬が塀越しに不思議そうに見てましたね。もちろん表札は杜崎ではありせん(笑)。(99.05撮影)

※一般住宅の為に、迷惑となる行為はご遠慮くださるようお願いします。


・杜崎家石段更新

杜崎家に続く階段  モデルとなった杜崎家に続く階段です。

 杜崎家坂道を道筋に進んで護国神社第2駐車場を過ぎた先に階段があります。珍しく沢ガニがいます。階段を下った先に自動販売機があり、杜崎家を見つけるヒントになるでしょう。南から北に向かって撮影しました。イメージフォトです。(05.08撮影)

※16,8月階段を降りた先の自動販売機は撤去されてありません。ご注意下さい。

・あんたの学年に武藤さんゆう子、編入してきたがやって?(48p)

杜崎家夜景 (杜崎家夕景) 杜崎家の夕景です。拓のお母さんの「そろそろ夕飯にするき」の声が聞こえてきそうです。

 夕方になると人通りが少ない路地奥の崖に建ってます。拓の部屋からは海と小島は見えません。家の先には下田川があります。撮影中に暗くなるのが早くて撮影を切り上げて帰ったのでした
。(00.03撮影)
※一般住宅の為に、迷惑となる行為はご遠慮くださるようお願いします。

・ああいう子がえいがか・・・・・・松野は。(52.55p)

拓の部屋から見た小島 (拓の部屋から見た小島)

 拓の部屋から見えた小島のモデルです。長浜地区の坂を上がった丘の駐車場奥より撮影しました。中央の島が衣ヶ島で右奥が玉島と思われます。この場所は地元の方の情報と案内で見つけることが出来ました。

 ジブリスタッフの情報より丘の上の駐車場奥にあるとの事で、数年に渡ってのロケ地探しでした。やっと探し出せて感動しました!! 取材時の11年前は草木が低くて良く見えた事でしょう。この映像よりアニメ設定を作成したと思います。

 なお、駐車場は私有地にあるため迷惑かけないようにお願いします。

 長浜地区駐車場奥から撮影。(03.08撮影)

・拓、電話ぞね。小浜さんゆうコから。(74.55p)

浦戸湾にある小島 (精華園から見た小島)

 瀬戸地区に住んでいる方の情報で、長浜地区の精華園から小島が良く見えると教えてもらい行ったのでした。また、地元地区で使用した地図もいただき良い記念になったのです。

 人通りが少ない道を歩いて、精華園と言う私立精神病院の堤防を降りたところからの小島全体が見渡せて絶景でした。

 長浜地区精華園堤防下から撮影。イメージフォト(03.08撮影)

・東京と京都の文化圏の違いやよ。(158p)

吉川村西徳善八幡宮 (吉川村西徳善八幡宮) 松野が車で空港に拓を迎えて杜崎家に向かう途中の道路。

 高知空港からタクシーで約10分の吉川村役場ヨコの神社です。高知市内とは道が反対です。松野は免許取り立てで道を間違ってしまったのか?(笑)。 

 この場所は「平成土佐風土記・高知新聞社 1990.08刊)から設定を起こしているために実際はロケハンされてません
。(98.08撮影)

・あのときおれが怒ったがは、おれに遠慮しよったのがわかったきぞ。(162p)

土佐久礼港 (土佐久礼港全景) 松野と拓が夕暮れまで散歩した港。

 ここも行ってみたい場所の一つでしょう。港は高知市より特急で約50分離れた中土佐町久礼港が使われています。故青柳祐介さんのまんが「土佐の一本釣り」の舞台でも有名です。
駅から徒歩約15分の丘にある農道より撮影。

 この場所は「平成土佐風土記・高知新聞社 1990.08刊)から設定を起こしているために実際はロケハンされてません。(99.08撮影)

・あのときまで気がつかんかった・・お前が武藤を好きやったこと。(162p,164p)

堤防先端から見た風景 (土佐久礼港堤防) 松野と拓が歩いた堤防の先端。

 松野と拓がたたずんだ堤防の先端です。前日の大雨で表面が濡れてます。夕焼けの海を見てるシーンは実際では西向きの山側を見てます(笑)。堤防も横幅が10メートルはあるかと思います。(99.08撮影)

・堤防の先端

堤防の先端  堤防の先端です。

 松野が拓と話すときに堤防の先端で足をくねくねしたのを真似てみました(笑)。アニメだと幅が狭いのですが40〜50センチはあるかと思われます。撮影者足だけ近影(笑)。(05.08撮影)

・土佐久礼港堤防全景(162p,164p)

土佐久礼港堤防 (土佐久礼港堤防) 堤防の全景

 8月9日、真昼の暑さが凄いカンカン照でも釣り人が多いのには驚きました。何を釣っているかと聞いたら小アジとの事です。土佐人は暑さに強いですね
。(99.08撮影)

・土佐久礼港から見た久礼湾(162p164p)

拓たちが見た海 (堤防から見た久礼湾) 松野と拓が見た久礼湾

 堤防から見た久礼湾です。松野と拓と反対の東側を向いています。入り江なので180度のパノラマといきませんが、太平洋が雄大な気持ちにさせてくれます。
(99.08撮影)

・松野とぼくは、その場所で1時間すごして、それから別れた。(164p)更新

新青柳橋夜景 (新青柳橋) 夕景の新青柳橋。

 新青柳橋の夕景です。護国神社前の駐車場よこ堤防扉より撮影。この場所がアニメ場面に一番似てるでしょう。昼間は山裾の工業地帯が見えて興ざめします。(00.03撮影)

16,8月 堤防扉がコンクリートに埋め立てられました。新青柳橋右隣の駐車場ビルが撤去されてありません。

高知・杜崎家 トップへ

※本ページ掲載の写真、文章等の無断複製・転載を禁じます。
中島 秋則 ( C ) 1999-2017 NAKAJIMA Akinori