海がきこえるを歩く 小説を歩く・高知
アニメージュ連載版、ハードカバー、文庫本などのロケ地を紹介しています。11.05.12更新
小説を歩く・高知編
 【海がきこえるの舞台はアニメージュ、アニメ、ハードカバー、文庫本によって微妙に変更されています。ロケ地を探し出したのもありますが、イメージとして独自に掲載したのもあります。また、お勧めのロケ地があれば紹介してください。】

◆ご注意◆
作品が発表されてから年月が経っています。ロケ地が変更されたり消滅した場合もあり得ます。ロケ地巡りされる方はご注意下さい。また、実際にロケ地巡りされた方の情報を求めています。掲示板にてお知らせ下さい。(11.05.12)

・うん。今、西武ん中の公衆電話のとこ。(アニメージュ連載版第7回・94p)

高知西武内の電話 (高知西武電話) 小浜祐実が拓へ電話を掛けた場所です。

 アニメージュ連載版では、里伽子と祐実が東京旅行をする時に拓に電話で空港へ呼び出した場所です。高知西武のバスターミナル近くの出口に電話があります。

※小浜祐実の名前はアニメージュ連載版では「裕美」でした。後に、ハードカバー、文庫本で「祐実」に統一されています。

(文庫本T 115p)では高知西武前の公衆電話に変更されています。イメージフォト。(00.03撮影)


’02年12月25日高知西武閉店に伴いロケ地が無くなりました。(03.01追記)

・高知は嫌いだし、高知弁しゃべる男も嫌い。(アニメージュ連載版第12回・178.179p)

アニメージュ版松野が里伽子に振られた場所 (鏡川沿い) 松野が里伽子に好きと告白した場所。

 アニメージュ連載版では、夕暮れの鏡川沿いで松野が好きと告白しています。風景はイラストとほぼ同じですが、川の土手を降りる手すりと階段は撮影場所反対側にあります。

 イラストは鏡川風景と手すりを合成したものと思われます。イメージフォト。(00.08撮影)

・里伽子の母親の実家は、針木のほうで梨園をやっている有名な果樹園主だった。(文庫本T・74p)

針木風景 (針木風景) 針木の果樹園を探して。

 離婚した里伽子の母親の実家がある武藤果樹園の針木地区の風景です。武藤果樹園との設定ですが、雰囲気にあった果樹園は見つけられませんでしたが、風景の良いところでした。アニメージュ連載版だと朝倉にある設定でした。イメージフォト。(97.08撮影)

・針木の民家

針木の民家 (針木の民家) 針木の古い民家です。

 朝倉駅から国道56号を南に下った所に針木地区があります。針木交差点から山沿いに入ったところに民家がありました。イメージフォト(97.08撮影)

・なによ、これ。(文庫本U・9p)

腕カバー (日焼け防止腕カバー) 腕全体を日焼けから護る長手袋です。

 拓、里伽子、松野の三人で四万十川へドライブ行った時のエピソードで、車内で袖無しワンピースを着た里伽子に日焼け防止用に腕カバーを付けさせた高知土産です(笑)。

 帯屋町アーケード高知ダイエー2階で見つけました。長さが大・中・小とあり中央下の白い腕カバーが同じものかと思います。値段は不明です。

 05年12月高知ダイエーは閉店されました。
イメージフォト。(02.08撮影)

・里伽子はふと鰻丼に目を落として、じいっと考え込むように鰻を眺めた。(文庫本U・13p)

四万十川の鰻 (四万十川・神川の鰻) 拓と里伽子、松野と3名で鰻丼を食べました。

 文庫では、四万十川近くの食堂、屋形船をだす割烹料理屋の一般向け食堂となっていますが、佐田沈下橋近くの食堂「神川(しんかわ)」が小説の場所に似ているかと思います。

 四万十川天然の鰻で三千円と高いですが、天然物は珍しいので一度は食べることをお勧めします。ただし、出てくるまで三十分待つぐらいは覚悟してください(笑)。

 中村駅からタクシーで十五分と遠いので食べ終わるまで待機してもらうのが便利です。

イメージフォト。(02.08撮影)

・あー、永遠不滅の水玉もよう! かわいい。(アニメージュ連載版第22回・163p)

四万十川水泳場 (四万十川キャンプ場) 拓と里伽子、松野と知沙の4名で”四万十川本流で泳ごうツアー”の舞台です。

 アニメージュ連載版でしか載っていない四万十川へ4名で泳ぎに行くエピソードです。四万十川下流に探したけど見つけることができませんでした。勝間沈下橋近くのカヌーとキャンプ場「かわらっこ」で撮影。

 地元の話だと四万十川ではちゃんとした水泳場は無いようです。つまりどこでも泳げるぐらい水が綺麗な為です。
イメージフォト。(02.08撮影)

・武藤の名前のモデルになった喫茶店ムトーです。

武藤の名前のモデルになった喫茶店ムトーです。 (コーヒーガーデン・ムトー) 武藤里伽子の武藤に決める元になった喫茶店です。、

 氷室先生の元秘書をされていた方の知人と居酒屋「かんざし」で飲む機会があり教えてもらったのです。

 氷室先生が講演会で高知に来られたとき、喫茶店ムトーの文字を見て力強さを連想され武藤里伽子の武藤に決まったらしいです。この喫茶店で海がきこえるの構想を練ったのでしょうか。

 また、テレビの里伽子役オーディションの時、周りは新山千春さんを推したのだけど、氷室さんの希望で佐藤仁美さんに決まったらしいです。

 高知女子大並びのこどもの図書館前にあります。イメージフォト。(03.08撮影)

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中島 秋則 ( C ) 1999-2007 NAKAJIMA Akinori