海がきこえる関連グッズ・書籍編

主に関連グッズ・書籍を掲載しています。2010.08.22作成更新
データ提供 えいみいる

 この海がきこえる関連グッズは、同人誌「海がきこえる読本」作者えいみいるさんの協力により作成されています。基本的に、データ及びコメントはえいみいるさん提供によります。ご協力大感謝!※掲載の写真資料は中島が所蔵してます。

『海がきこえる』 氷室冴子著 (絵/近藤勝也)
海がきこえる 徳間書店刊(初版 1993.2.28) 定価1200円(税込)
 原作の単行本のことです。これとビデオ(or LD)はファンとしては基本ですよね。とりあえず私は2冊(1冊はサイン本)持ってます。

四六判ハードカバーで、272ページ。カラーイラストも29点掲載。

『─海がきこえるより─ 僕が好きなひとへ』 氷室冴子&近藤勝也著
僕が好きなひとへ 徳間書店刊(初版 1993.5.31) 定価1200円(税込)
 連載時に使われたイラスト+未発表のイラストに、該当場面の本文が一部添えられているといった構成のイラスト集です。巻末には氷室先生書き下ろしの「里伽子へ」という、拓からの手紙という形式をとった文章も収録されています(しかしこれが単行本と同じ値段とは…。まあオールカラーだからでしょうね)。

B20判 オールカラー 64ページ。

『海がきこえる フィルムBOOK』 氷室冴子原作
海がきこえるフィルムBOOK 徳間書店刊(初版 1993.7.25) 定価1500円(税込)
 アニメ版のフィルムブックです。セリフを、よくあるフィルムブックのようにフキダシを使って表すのとは違い、画の外に台本のように配置するなど、一味違う構成がうまいです。

 巻末にはスタッフインタビューや設定資料もあり、カラーページが多いためか価格的にはちょっと高めですが、アニメ版のファンなら買いの一冊でしょう。

A5判、224ページ。

 

『氷室冴子読本』 氷室冴子責任編集
氷室冴子読本 徳間書店刊(初版 1993.7.31) 定価1000円(税込)
 アニメ化の際に徳間書店から立て続けに出された『海がきこえる』関連出版物のトリを飾る一冊です。徳間が作ったため、一応巻頭は『海』関連ですが、それにとどまらず出版社の枠を越え、新作書き下ろし短編、絵物語、コミック、インタビュー、対談、トークショー採録、作品論、ゲスト(豪華メンバー!)コーナー、クイズ、パズル、コラムに作品リストなどなど盛りだくさんの内容です。

 まるまる一冊氷室先生の本なので、とりわけ氷室ファンなら買いと言えるでしょう(これで1000円はお買い得です)。個人的には「氷室冴子の華麗な(追っかけ)1週間」や「作家 氷室冴子の原点」あたりが面白かったです。

 A5判、212ページ。

『海『海がきこえるII アイがあるから』 氷室冴子著 (絵/近藤勝也)
海がきこえるII アイがあるから 徳間書店刊(第1刷 1995.5.31) 定価1200円(税込)
 言わずと知れた単行本の第2巻です。今回は完全書き下ろし。もちろん近藤勝也さんの描くカラーイラスト(約30点)も健在です。四六判ハードカバーで、272ページ(今、気がつきましたが、これは第1巻と同じページ数ですね)。
 

『海がきこえる COLLECTION』
海がきこえるCOLLECTION 徳間書店刊(第1刷 1995.12.31) 定価1800円(税込)
 放映直前に発売された、ドラマを中心としたムック本です。はさんであったチラシに「ビジュアルガイドブック」とあるように、写真を多用している印象を受けます(もちろん主演の武田真治くんが中心です)。 

 対談、キャスト・スタッフへのインタビューから、シナリオ全掲載、制作日記、オーディションレポ、コラム、未発表イラストと、単行本第2巻とドラマスペシャルに関しては、もうほとんどのことを網羅していると言える一冊です。ところでこの本、ずいぶんキスシーンの有無についてこだわっていますね(笑)。  AB判ソフトカバー、152ページ。

『スタジオジブリ作品関連資料集IV』
スタジオジブリ作品関連資料集IV 徳間書店刊(初版 1996.12.31) 定価2900円(税込)
 ジブリ作品の周辺資料を集めたムックのシリーズの一冊です。同時収録作品は『紅の豚』(+『そらいろのたね』『なんだろう』)。『海がきこえる』関連にはカラー26ページ、モノクロ23ページが割かれています。

 カラーページには各種ポスター、チラシ、パンフレット類、美術ボードや背景、モノクロページには企画書、報道資料、制作レポート、キャラクター設定、美術設定、新聞告知など、もうこれ以上の資料は公表されないのではないかと思うほど、多くの内容が詰め込まれています。改めてデータ原口さん(原口正宏さん)の仕事のすごさを感じる一冊です。

 ちょっと高めですが、特にアニメ版のファンなら買って損はないと思います。ただ、「海が聞こえる」というありがちな誤植が多く見られるのはちょっと残念です。  A4判ソフトカバー、128ページ。

『海がきこえる』 氷室冴子著 (絵/近藤勝也) 『海がきこえるII アイがあるから』 氷室冴子著 (絵/近藤勝也)
文庫本海がきこえる 海がきこえるⅡ アイがあるから 徳間文庫(初刷 1999.6.30) 定価590円(税抜)各冊共
  原作の文庫版です。廉価版ビデオの発売に合わせて2冊同時に出版されました。

 本文の方の加筆・訂正は今回はあまりされてないようですが、表紙のイラストは2冊とも近藤さんの書き下ろしですし、本文のイラストも単行本未収録のものまで一部収録されています。解説は1巻が宮台真司さん、2巻は岡田惠和さんが書かれています。 各巻302ページ。


「海がきこえる・そらいろのたね」 望月智充/近藤喜文 ・スタジオジブリ絵コンテ全集8
海がきこえる・そらいろのたね絵コンテ 徳間書店刊(初版 2001.10.31) 定価2600円(税別)
 ジブリ作品の絵コンテを完全収録したシリーズの一冊です。サイズ的には実際の物に比べ約半分の大きさに縮小されているようですが、望月監督の絵コンテはもちろんのこと、作画監督の近藤氏が作画の参考用に描かれた絵コンテも収録されています。

 実際のアニメと絵コンテ、また望月絵コンテと近藤絵コンテをそれぞれ比べることで、きっと新しい発見もあるのではと思います。なお、封入されていた「月報」(全12ページ、初版のみ?)には、青山真治さん、おかだえみこさんの作品論などが掲載されています。A5判、箱入り、オール2色、586ページ。

「海潮之聲」 氷室冴子著 (絵/近藤勝也) 台湾版更新
貓巴士刊(初版 2007.07) 定価各280元(台湾価格)
 海がきこえる中国語版です。

 内容は中国語が読めないので不明ですが、イラスト掲載ページが違っていたり無くなったり微妙に違っています。

 この小説は台湾人の浦木裕さんより海がきこえるDVD中国版と一緒に戴いたものです。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。by 中島 秋則

A5判、272ページ、Ⅱ 267ページ。
※それぞれの価格などは発売当時のもののため、現在は違っていたり絶版の可能性もありますので、どうぞご注意ください。 byえいみいる

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