海がきこえる関連グッズ・番外その1編

主に関連グッズ・番外を掲載しています。01.10.29作成
データ提供 えいみいる+中島 秋則

 この海がきこえる関連グッズは、同人誌「海がきこえる読本」作者えいみいるさんの協力により作成されています。基本的に、データ及びコメントはえいみいるさん提供によります。ご協力大感謝! ※掲載写真のジブリ2000カレンダー以外は中島が所蔵してます。

『ガールフレンズ』 氷室冴子著 集英社文庫コバルトシリーズ
ガールフレンズ (初版 1990.4.30) 定価530円(税込)
 対談、イラスト集、エッセイ、作品リストなどなどの『氷室冴子読本』に似た感じの本です(もっともこっちの方が前に出版されていますが)。

 何故これが関連グッズかということ、近藤勝也さんの拓と里伽子のイラスト(見開きで1枚)が載っているからです(ちょっと苦しいかな)。このイラストに対する氷室先生のコメントを読むと、(当時連載中だった)『海』に対する先生の愛が感じられます。ところで先生の愛は、今はどの作品にあるのでしょうか。

アニメージュ連載版
海がきこえるアニメージュ連載版 『海がきこえる』アニメージュ切り抜き
 海がきこえるオリジナルであるアニメージュ連載版は、90年2月号より92年1月号まで一部と二部合わせて23回連載されました。連載された号など詳しくはこちらを参照してください。

 連載は近藤勝也さんのイラストがマッチしていて絵本を見るような豪華さがあります。全話揃えたら一冊にした合本をお薦めします。アニメージュ連載版だけのストーリーでライトアップされた高知城をバックに拓と里伽子の感動のキスシーンがあります(追記・中島)。

絵ハガキ
海がきこえる絵はがき 『アニメージュ』1992年1月号付録
 連載が最終回を迎えた『アニメージュ』1992年1月号に付録として2枚ついたものです。当然近藤勝也さんのイラストで、1枚は単行本の表紙にもなっている里伽子で、もう1枚は『僕が好きなひとへ』の「里伽子へ 氷室冴子」のタイトルバック(連載第13回のトビラ絵)の拓です。

プレスパンフ(?)
海がきこえるプレスパンフレット (非売品) アニメージュ特別編集
 アニメ版の試写会(東京、1993.4.29)のときもらったパンフです。

 内容的には『アニメージュ』1993年1月号の特集ページをまとめたもので、93年末から94年初めにかけて東京・中野で劇場公開されたときの前売特典のパンフもこれかと思っていたのですが、どうやら違うようですね。

 A4判、16ページ。

セル画
海がきこえるセル画 5枚1組・3000円(限定300セット)
 公式には、『アニメージュ』1993年10月号において通販の告知がなされ、5枚1組・3000円(限定300セット)ということでした。因に私も1セット持っています。しかも何故か6枚入りでした(笑)。

 ※掲載のセルはスタジオジブリスタッフより戴いた物で通販とは絵柄が違います(追記・中島)。

映画チラシ
海がきこえる映画チラシ (非売品)
 本来テレビ用アニメーションであった『海がきこえる』が、93年末に中野武蔵野ホールで単館公開されたときのものです。

 表は(旧)ビデオのパッケージなどでおなじみの里伽子の絵、裏はストーリー&解説と、オーソドックスな作りとなっています。B5判。


 チラシはあめ学住人さんより譲ってもらいました。ありがとうございます。(01.10掲載)

 

ジブリがいっぱい スタジオジブリ原画展
スタジオジブリ原画展 図録(価格2000円)
 96年夏に新宿・三越美術館で開催されたスタジオジブリ原画展のものです。

 『ナウシカ』から当時まだ未公開だった『もののけ姫』までの全作品が収録されています。どの作品も簡単な解説とストーリー(合わせて1ページ)、セル画や背景、イメージボードなどで構成されています。

 総ページ数は結構あるのですが、作品数が多いので一作品あたりはそれほど多くありません。その中でも「海がきこえる」関連は、残念ながら全4ページ、セル画10枚のみです。 なお、高畑・宮崎両監督の対談(「キネ旬」増刊の再録)や、ジブリと縁のある人達のエッセイも収録されています。 A4判(?)、154ページ。

ジブリがいっぱい スタジオジブリ原画展チラシ
スタジオジブリ原画展チラシ (非売品)
 96年夏に新宿・三越美術館で開催されたスタジオジブリ原画展に使われたチラシです。

 表紙は「となりのトトロ」でジブリ展用に書き下ろされたかは不明です。
裏は「ナウシカ」から公開前の「もののけ姫」のジブリ全作品が紹介されています。「海がきこえる」の絵柄は、里伽子が拓を学校の階段で叩くシーンが使われています(中島・記)。

(00.03.12)B5判。

テレカ
海がきこえるテレカ 50度数(価格1000円)
 前述の原画展のとき購入したものです。

 私が知る限りでは『海がきこえる』唯一のテレカでしょう。横位置で、使われているのはアニメ版のラストの吉祥寺駅での里伽子(フィルムBOOKでいうと189ページの一番上)のセルで、あとは英訳タイトルの「The Ocean Waves」が下部に入っています。なお、店頭で販売されているかどうかは不明です。

スタジオジブリ 作品集カレンダー
ジブリカレンダー 定価各2000円(税抜)
 1月につき1作品、全12(13)枚の描き下ろしでつづられる、A3サイズ、横位置のカレンダーです。

 『ナウシカ』から『もののけ姫』まで、おなじみの作品が並んでいます。私が買い始めたのは97年のものからなのでそれ以前は未確認ですが、ここ3年分はもちろん『海がきこえる』も含まれています。

 描かれているのはいずれも拓と里伽子で、97年・高知の港、98年・吉祥寺駅での再会、99年・成城へ向かう電車の場面です。作画は順に、近藤喜文さん、小西賢一さん、稲村武志さんとなっています。

『なんて素敵にジャパネスク』第1巻 山内直美(原作・氷室冴子)
なんて素敵にジャパネスク 白泉社文庫(初版 1997.9.17) 定価610円(税込)
 氷室先生の代表作『なんて素敵にジャパネスク』のコミック版です。

 これの文庫化に伴い、第1巻の解説を担当されたのがアニメ版『海がきこえる』監督の望月望充さんなのです。もちろんこの人選は『海がきこえる』が縁になっているのは言うまでもありません(望月さんは山内さんとは直接の面識はないようです)。 

 しかし、『海がきこえる』については、その名こそ挙げているものの、特に内容について言及しているわけでもないので、とりたてて読むべきことはありません。『氷室冴子読本』が出てくるあたりは、思わずにやりとしましたが、この解説を読むと、人間の記憶の頼りなさを思わずにはいられません。まあ、いくらなんでも自分が監督をされた作品に関しては大丈夫だと思いますが。

『元気になれそう』詩/宮崎駿 絵/近藤勝也、大塚伸治、近藤喜文
元気になれそう 徳間書店(初版 1989.7.31) 定価780円(税込)
 海がきこえるキャラクターデザインされた近藤勝也さんが手掛けた魔女の宅急便イラスト集です。

 内容は宮崎駿さんが書いた詩に、魔女宅キャラクターデザインの近藤勝也さんと大塚伸治、近藤喜文さんら3人によるイメージボードをもとに作られています。全19枚中、表紙を含めて12枚近藤勝也さんが描かれています。表紙のキキだけでも買い! です(笑)(中島・記)。


B20判 ハードカバーオールカラー 32ページ。

※それぞれの価格などは発売当時のもののため、現在は違っていたり絶版の可能性もありますので、どうぞご注意ください。
※「番外編」の基準は曖昧です。アニメ誌も『アニメージュ』の特集号(と数冊)を初めとして、何誌か記事が載りました。また他の雑誌にもいくつか記事が載ったのはあります。また『ここはグリーン・ウッド』のCDシネマにちょっとしたパロディがあるとか、『アニメージュ』誌でプレゼントされたハガキとか、電車の中吊り広告(当然非売品)や『銀金』あとがきにおけるコメントとか、『海』に関係あると考えられるものはいろいろあります。 by えいみいる

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中島 秋則 ( C ) 1999-2009 NAKAJIMA Akinori